ハンドマッサージオイルを使う理由
ハンドマッサージを行う時は、オイルやローションを使います。
これらを使ってマッサージを行うと、使わないときに比べて、肌のすべりがよくなり施術者側も楽にマッサージすることが出来ますし、してもらう方もリラクゼーション効果が高まります。
オイルは、体を温める効果もあるのでオイルを使ってマッサージをすると血行が良くなります。
オイルやローションによい香りが含まれていると、マッサージを受けている間は、とても気分が良くなりマッサージの時間がより心地良いものとなります。
ここでは、アロマオイルの使い方について説明します。
アロマオイル選び
アロマオイルを使ったマッサージは、使われたオイルを体内に取り込む効果が高まるため薬効成分が高い100%植物抽出オイルを選びます。
アロマオイルをを希釈するオイルも、酸化が少ない高品質のものを選びます。
オイルは施術前に必ずパッチテストを行います。
パッチテストとは、体の目立たない部分にオイルをつけてアレルギー反応が出ないかを調べるテストです。
マッサージを始める前は、施術をする人もされる人も手を綺麗に洗って清潔にしておきましょう。
アロマオイルを使ったハンドマッサージ
オイルを使ってマッサージをする前に、手を温めておくと効果がアップします。
温かいタオルや手湯などがおすすめです。
オイルを塗るときは、まず手全体にすりこみます。
オイルは体を温める効果があるのでリラクゼーション効果が高まります。
マッサージは、指先から始まって心臓の方向へ上がっていく手順で行うと血行が良くなります。
オイルの擦り込みが終わったら指を1本ずつマッサージしていきます。
指が終われば、手の平、甲、そして手首からひじ下に向ってマッサージを進めます。
マッサージ後の注意
アロマオイルは、マッサージ後オイルの成分が肌の内部に浸透することで薬効成分が発揮されるので、施術後の拭き取りや洗い流しは不要です。
べたつきが気になるなら、ティッシュで拭き取ります。
柑橘系のアロマオイルは、つけたままの状態で日光に当たるとシミを作ってしまうことがあります。
このような特徴を持つオイルについては、拭き取りを必ずします。