マッサージを始める前に
ハンドマッサージは、場所や道具がなくても出来るマッサージですが、あれば良いものを上げると、マッサージ用のオイルかローション、手湯ができる洗面器、タオルなどです。
そしてマッサージを受ける時は、時計やブレスレットは外します。
指輪も大きいものなら外す方がマッサージ中のケガも防ぐことが出来ます。
最初は手を温めることから
マッサージを始める前に是非とも時間をかけたいことは、両手を温めることです。
洗面器にお湯を入れて温めるのがおすすめです。
香りの良い入浴剤を少し入れておけば、リラックス効果も高まります。
洗面器がない時は、濡れタオルを温めて手に巻いてもいいでしょう。
手全体をもみほぐす
マッサージの前には、ローションやオイルを使って手全体にすりこむようにします。
マッサージをする人は、自分の手でローションやオイルを温めてから、相手の手につけましょう。
温かいオイルが手に塗りこまれるとリラクゼーション効果が高まります。
そして、手全体に行き渡るように、手をもみほぐします。
ハンドマッサージ
ハンドマッサージをするのに、決まった順番というのはありませんが、体のマッサージは端から心臓に向って行うのが基本とされています。
ですから、手の場合は、手のもみほぐしが終わったら、指を1本ずつマッサージしていきます。
はさんでひっぱる、片方の手で円を描くようにマッサージします。
指のマッサージは、最後に爪の根元を強めの力で圧迫して終わりです。
手の平と甲
指が終われば、手のひらや甲をマッサージします。
手の甲は体の後ろ側、平は前の部分の反射区が多く集まっています。
押して痛いところを中心に強すぎない力で圧迫していきます。
手首から肘下へ
手が終われば、手首からひじ下をマッサージします。
オイルやローションを追加しながら心臓方向に向ってさすります。
手首や肘の周辺には、ツボが集まっているので、適宜刺激しながらマッサージを行うとよいでしょう。
マッサージが終わったら、温かいタオルで手を軽く拭きます。
アロマオイルを使った時は、拭かなくてもOKです。