ハンドマッサージの国家資格はあるの
マッサージサロンが増えています。
仕事の疲れやストレスの解消に、病後のリハビリなどマッサージは色々な場面で行われるようになっています。
現在、商店街などにあるマッサージサロンでは、カイロプラクティック、英国式、リフレクソロジー、リンパなど様々な手法があります。
これらのマッサージは、国家資格を持たずに開業できるものばかりです。
日本にあるマッサージの国家資格は按摩(あんま)マッサージ指圧師とはり師ときゅう師の3つです。
按摩、鍼、灸の国家資格取得まで
按摩、鍼、灸の国家資格を取るためには、文部科学省か厚生労働省が指定した専門学校で3年以上勉強し、国家試験受験資格をまず取ります。
受験資格が取れたら、国家試験を受験します。
合格すれば独立開業も可能ですし、治療院に就職して施術を行うことが可能になります。
現在、認定されている学校は国内にわずか20校ほどしかないので、学校をに入学するのも激戦となっています。
国家試験の合格率は、専門学校によってばらつきはありますが、平均すると按摩師が86.3%、はり師が77.7%、きゅう師が79.0%となっています。
国家資格取得後の進路
按摩、はり、きゅうの資格を取った人達のその後の進路ですが、在宅介護や福祉施設に就職する場合や、スポーツ関連施設で施術を行う人、開業する人、卒業した専門学校に就職する人など様々です。
約30%の卒業生は治療院に就職していますが、病院に就職する人、プロ野球チームのトレーナーの一員として働く人など様々です。
国家資格を必要としないマッサージとは
国家資格がいらないマッサージをする人達のことは、整体師やセラピストと呼ばれています。
現在は、この整体師やセラピストが施術を行うマッサージサロンの数が急激に増えています。
これらのサロンでは、全て民間のセラピスト養成コースを受講した人達がセラピストとして働いています。
国家資格を持っていないとは言っても、セラピストの養成コースでは、体の構造やその働き、疲労とその回復のメカニズムなどの知識を習得し、高いレベルの実技を学んだ人達ばかりです。
民間のセラピスト養成コースは、海外で権威ある民間のマッサージ機関の認定を受けたスクールも多く、このようなスクールで学んだ知識は、就職に活かせるチャンスが多くなります。
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