ハンドマッサージの効果とは
ハンドマッサージを受けるとどんな効果があるのでしょうか。
ハンドマッサージは自分でも出来ますし、してもらうことも出来ます。
マッサージをすると心地よさを感じるだけでなく、体にとっても良い効果をもたらします。
体内循環を上げる
体の中には血液とリンパ液が循環しています。
血液循環が良くなると体温が上がり免疫力がアップするといわれています。
リンパ液は、血液から老廃物を受け取り体の外へ排出する役割をしています。
血液もリンパ液も、生活習慣の乱れやストレスなどでその流れが滞り易くなります。
ハンドマッサージをすることで、体の末端部分が刺激され、血液やリンパ液の循環が促されます。
体内循環が改善されることで体調が良くなります。
リラクゼーション効果
マッサージを受ける前は、疲れがとれずに体調が悪く、精神状態も不安定なことが多くなります。
ストレスを感じている時は、自律神経の交感神経が強く働いた状態です。
人間は体の健康を保つために、交感神経と副交感神経を交互に働かせています。
仕事をしている時は、交感神経が活発に動きますが、食べ物を消化する時は副交感神経が働いています。
副交感神経は、疲れた身体を回復させる時に働く役割を持っていますが、仕事のしすぎで常に交感神経がオンのままだと副交感神経のスイッチが入らず疲れを溜めてしまうことになります。
マッサージをすると、筋肉の緊張がほぐれるので血液循環が上がり副交感神経のスイッチが入りやすくなります。
血液の流れが良くなると、栄養分や酸素が全身に行き渡り易くなるので、体の疲れがとれやすくなり同時にリラクゼーション効果も高まります。
手のトリートメント
ハンドマッサージをする時は、マッサージの手触りをよくするためにローションやアロマオイルを使うことがあります。
これらを使いながら優しく手をさすると、肌への保湿効果が高まりマッサージが終わった後は、なめらかな肌になります。
特にアロマオイルにはそれぞれのオイルに薬効成分があるので、トリートメント効果と共にリラクゼーションや疲労回復効果も期待することが出来ます。