ハンドマッサージの効果
手には疲労回復効果のあるツボや内臓器官の反射区が集まっています。
ハンドマッサージをすることで、これらが適度な刺激を受けると血流が良くなり体調が良くなります。
ハンドマッサージは、時間があればその場ですぐに出来る手軽なマッサージです。
ベッドに横たわる必要もなく、通勤途中に立ったままでも出来ます。
正しいマッサージ方法を知っておくと、自分一人でも出来るので、ちょっとした気分転換にもなります。
自分でハンドマッサージをする方法
冷え性で悩む女性は、ハンドマッサージをすることで少しでも冷えを解消したいものです。
自分でハンドマッサージをする時は、まずローションかオイルを手全体に円を描くように伸ばします。
次に片方の手の指の側面をはさんで指先から根元へ移動し、指の上下をはさんで根元から指先へと戻り、爪の根元を軽く圧迫します。
次に指先から根元方向に指の上下を挟みながら、らせんを描くようにもみ、戻る時は側面をはさんで、最後に爪の根元を圧迫します。
次に手の甲を指先から手首方向へさすります。
手の平どうしを合わせて円を描くようにさすります。
人差し指から小指を握って、そらせるようにストレッチします。
手の甲の親指と人差し指の根元付近にある合谷(ごうこく)を刺激すると体が温まります。
マッサージは片方が終わってから、もう片方の手をします。
人にする場合
相手にハンドマッサージをする時は、オイルやローションを塗ってすると、手がなめらかに動くので施術を受ける方も、感触がよくなり効果が上がります。
アロマオイルを使った施術では、まずアロマオイルを肘から指先方向へ回数を分けて塗ります。
最初は肘のすぐ下を握って少し圧力をかけます。
その後、腕を軽く握ったまま手首まで手を滑らせます。
次に親指の腹で圧力を加えながら肘から手首まで親指を滑らせます。
そして合谷を5秒ほど押さえます。
引き続き指を一本ずつ挟みながら押したり、爪の部分に強めの圧をかけます。
手のひらは親指を使って押しましょう。
肘から手首までの間は、2本の骨の間を押さえると気持ち良い感じがします。